2001年7月北海道ツーリング
(札幌から西海岸を北上、礼文島へ渡りオホーツク沿いに南下)


7月4日 サロマ湖畔-中標津の”とほ宿”地平線宿泊 松山から最終走行距離  1283KM

 サロマ湖から中標津へ。今日もいろいろありました。覆面に付かれたり、きつね、鹿はいいとしても、でかいヒグマに15メートル程に接近遭遇。驚きました。知床はヒグマの国でした。
 網走の内田さんに挨拶した後、4年ぶりにカムイワッカへ来ました。約20年前と4年前、そして今回と都合3回目になります。カムイワッカというのは湧き出たお湯が谷に流れ込んでできた湯の滝です。滝壷が天然の湯舟になっています。
 約20年前に来た時に一緒だった連中のことを考えながら時の流れを実感していました。当時は真の意味での秘湯でしたが、今や一大観光地。ここに来るのはこれで最後になるでしょう。面白くなくなりました。 上の滝壺に行った二人は後で聞いたら女性3人組と楽しくやっていたようでなかなか下りてきません。茹で上がってしまいました。チクショー。
 次に向かった3回目の知床峠はまたまたガスがかかり、景色はありませんでした。十分に注意して下り、中標津のとほ宿に泊まることにしました。4年前に泊まったライダーハウス白樺の前を通りましたが、閉まっているようでした。つぶれたのかな。それにしても今日も疲れました。北海道に来て初めてふつうの風呂(なかしべつ温泉)に浸かりました。気持ちよかったです。(^_^) たまには湯に浸からないといけませんね。(^_^;

 ここでもやはりいろいろな人がいました。家族連れもいた。山口から一人で車を運転してきた
おじいさんも驚いたなあ。朝、出発前に記念写真を撮っています。右端の緑の写真は若主人が
見送りをしてくれているところです。面白いにいちゃんでした。
 大酒を飲んだにしては元気な3人です。早く寝ていることと、気分が充実しているからかな。
それと緊急呼び出し電話がかかってこないこと。これはリラックスできます。
中央が内田さん
前回のツーリングでは大変お世話になりました。4年前の話をすると思い出してくれました。
今回はKENTAがメンテを受けました。また網走に行くことがあれば寄りたい店です。

沢を登ること20分
お湯の流れてくる沢、お湯が流れ落ちてくる滝、不思議です。
緑色に見えるのは藻ではありません。滑らないのです。
男性が一人増えていますが、バイクを置いた場所にたまたまいた
新潟から来ているにいちゃんでこのあと、稚内へ向かうと言ってました。
カムイワッカからほんの少し先へ走ると
知床大橋。ここから先はヒグマの世界
ふとみると目の前に熊がいました。
こちらはバイクです。こういうときは
車が安全です。刺激しないように
そっと見ていました。
車にひかれたのか
キタキツネが座り込
んでいます。動けな
くなった動物はカラ
スの餌食となるのを
待つだけです。
霧の中の知床峠。どうもここでは霧に縁が
あるようです。どうにもこうにも寒いし、何も
見えないし早々に立ち去ることにしました。


 霧の中、知床峠を下り、中標津へ向かった。途中の道はこれまた快走区間。開陽台へ寄ったが立ちごけしてしまう。やはり疲れているのか。バイクには損傷なし。電話で予約し、とほ宿「地平線」へ宿泊。宿では風呂に入らず、ご主人と一緒に近くのなかしべつ温泉へ行った。いいお湯だった。


最終走行距離1283KM(松山より)


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